Date: 2020年2月22日
まだ見たことのない場所を求めた旅
会社から勤続20年の休暇を頂いたので、九州を旅行してきました。
今回は今まで行ったことがなかった場所、行きたくても行けなかった場所を巡りました。
その1:佐世保 (佐世保自体に行ったことがなかったから)
1日目は昼過ぎに名古屋を出発。新幹線で博多まで3時間、そこから佐世保まで特急で2時間。
佐世保に着いたときには夜になっていました。
佐世保は開港130年を記念して、昨年は艦これとのコラボで盛り上がっていましたが、
今もその名残がそこかしこで見られました。
夜ご飯を頂いた博多屋も当時はコラボ対象店舗でした。
アジの活造りが美味しすぎてヤバかったです。
2日目は佐世保観光。
まずは海上自衛隊の艦艇見学。この日はDE230護衛艦じんつうに乗艦できました。
その他にも多用途支援艦あまくさなどを見ることができました。
続いては佐世保東山海軍墓地へ。
ここは先の大戦で亡くなったおよそ17万人の御霊が祀られているという、とんでもない場所でした。
そこから更に歩いてたどり着いたのは、KORONという佐世保バーガーのお店。
こちらも艦これとコラボしたお店ですが、その後さらにエスカレートして、
今では店内が艦これに染まりきっておりました。
しかも艦これコラボメニューのレモンステーキバーガーが選べたので、
アクスタの赤城さんもゲットできました。
午後はセイルタワーへ移動。ここは海上自衛隊の史料館です。
帝国海軍から最近の海上自衛隊まで、海にまつわる展示が見られました。
その2:長崎市 (三菱史料館と軍艦島へ行きたかったから)
セイルタワーを見学したあと、高速バスで長崎市へ移動。
この日は渋滞で30分多くかかりましたが、通常は90分程度で移動できます。
そして長崎ランタンフェスティバルの最終日の夜を堪能しました。
たくさんのランタンが展示されており、特に新地中華街のメイン会場の混雑は凄まじかったです。
この日の晩御飯は、フェスティバルの屋台グルメで済ませました。
3日目は長崎市内を観光しました。
長崎市自体はアケマス遠征でも来ましたが、過去に何度か観光にも来ており、
大浦天主堂や浦上天主堂、平和祈念公園などは行ったことがあったので、今回はそれ以外の場所へ。
まずは三菱重工長崎造船所史料館へ行きました。
三菱重工の敷地内にある史料館で、事前予約することで誰でも訪れることができます。
軍艦武蔵などを建造した三菱重工長崎造船所の歴史を見ることができました。
続いて訪れたのは出島。
出島がオランダへの玄関口だった時代を再現した建物などを見ることができました。
また、羽根ペンの体験もやってみましたが、すごく書きづらかったですw
お昼は四海樓で長崎ちゃんぽんを頂きました。
長崎ちゃんぽん発祥のお店ということで、ものすごい混雑でした。
午後は軍艦島の見学ツアーへ。
本来は上陸ツアーなのですが、昨年の台風で桟橋が壊れてしまったため、
今は近づくことしかできません。
行きがけに午前中訪れた三菱重工の敷地内にあるジャイアント・カンチレバークレーンや、
入渠中のイージス艦DDG178あしがら、DDG176ちょうかいなどを見ることができました。
そして軍艦島。
上陸こそできませんでしたが、かなり近づいて、いかにも軍艦ぽいシルエットも拝めました。
休憩を兼ねて上陸した隣の高島には、三菱史料館でも見た岩崎弥太郎の像が。
長崎では三菱すげえんだなあ。
軍艦島も高島も炭鉱の跡地なので、お土産に石炭のかけらも頂きました。
(飛行機に乗せられないので、郵送しました)
軍艦島ツアーのあと、少し時間があったので、グラバー園へも行きました。
ここだけは昔来たことがあったので、懐かしかったです。
が、肝心のグラバー邸は大胆に工事中でした。
入り口に「帰らないでください」と書かれていて、必死ぷりが伝わってきましたw
晩御飯は吉宗本店で茶碗蒸しを頂きました。
今まで食べてきたどの茶碗蒸しよりも極上でした。
夜はロープウェイで稲佐山へ行きました。長崎随一の夜景スポットです。
ここは長崎出身アイドル岡崎泰葉ちゃんの、最近デレステに登場したSSRの背景にもなった場所です。
なんとかそれをARで再現しようとしたのですが、暗いとARマーカーがうまく立たないので、
ARでの再現はダメでした。代わりに雑コラしましたw
その3:鹿児島 (鹿屋の史料館へ行きたかったから)
4日目は特急と九州新幹線を乗り継いで、鹿児島へ移動しました。
およそ3時間かけて鹿児島中央駅まで移動したあと、今度は路線バスに乗り換え。
ふつうの路線バスに揺られることおよそ1時間20分、たどり着いたのは知覧平和公園でした。
まずは公園の近くで、とんかつではなくとんこつ御膳を頂きました。
濃厚な味わいのとんこつと、知覧茶の茶そばを頂きました。
ここにあるのは知覧特攻平和会館。
知覧はかつて帝国陸軍の特攻隊の最前線基地があった場所なので、
それにまつわる展示がものすごい数ありました。
館内展示に関するビデオ上映や語り部さんのお話も理解の助けになりました。
再び鹿児島中央へ戻ったあとは、ホテルから歩いて城山展望台へ。
夜に運行するバスがなかったので徒歩で行きましたが、
徒歩で展望台へ行ける自然遊歩道は照明ゼロの真っ暗かつ1km以上の坂道。
スマホの明かりを頼りに、人気のない坂道を延々歩いて辿り着きました。
晩御飯はラーメンでした。豚トロのチャーシューが美味でした。
5日目は今回の旅行の最終日。再び路線バスに乗車し、鹿屋へ向かいました。
この路線バス、全長が普通のバスより短いと思ったら、なんと港からフェリーに乗船!
陸路を行くよりもフェリーで渡ったほうが早いという。
桜島のすぐ近くを通りながら、うどんを食べながら過ごしました。
そしてたどり着いたのは、鹿屋航空基地史料館。
前日の知覧が陸軍ならば、こちらは海軍の神風特攻隊の前線基地。
やはりそれにまつわる展示が多数ありました。
また二式大艇を始めとした多数の航空機の屋外展示がありました。
鹿屋を離れてからは鹿児島空港へ移動し、ジェットスターで名古屋へ帰ってきました。
プライベートで飛行機に乗ることが少ないので、LCCも経験が少なくて、
名古屋から博多までの新幹線どころか、長崎から鹿児島中央よりもはるかに安い、
10,000円強の金額で飛行機に乗れるのは不思議な感じでした。
そんなわけで4泊5日で長崎県と鹿児島県を巡ってきました。
行きたかった場所以外は行き当りばったりで決めていましたが、
その割には概ね上手く行った気がします。 お金のことを考えなければ、こういう旅行は楽しいですね。
この投稿は 2020年2月22日 土曜日 10:00 に 遠征・旅行 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 Both comments and pings are currently closed.