Routes Leaf
2003年2月28日発売、Windows18禁 2003 (c) Leaf, Routes Project


「Routes」プレー日記

長い道のり、始まる 2003年9月5日 (金)

Routesは、選択肢が非常に少ないのですが、話は非常に長いです。
各キャラの分量もさることながら、
トュルーシナリオが、全キャラ攻略後に出てくる仕組みになっています。
最近こういうゲーム多いよな…。

最近技術力の向上が目覚しいLeafだけに、
システムやビジュアルは凄いです。
とかくテキストを追うだけになりがちなVNで、
視て楽しめる内容に仕上がっています。
昨日やったZYKLUSとは大違い(笑)。

1周目に攻略できるキャラは皐月、ゆかり、リサのみで
中でも俺の属性といったらただ一人!ということで、
迷わず皐月ルートへ。
最初から最後まで、かなり楽しませてもらいました。

皐月との会話はドタバタトークが多いのですが、
これが面白い! この辺の見せ方が上手いのは、
老舗メーカーならではだと思います。
最後の最後まで、個人的に大満足の展開でした。
でも、大筋の謎は全く解明されてないんだよね(w
他のキャラもがんばって攻略しよう。



ひねくれ攻略 2003年9月6日 (土)

朝から一応「Routes」のゆかりシナリオを攻略始めました。
本来だと、2週目は七海か夕菜しかクリアできないのですが、
セーブデータを使って、ひねくれてゆかりを攻略。
ゆかりシナリオは皐月ほどアクションに富んだものではないですが、
それでも見せ場は多く、また内容的には皐月よりは核心に触れています。
ただ、やはり長いです(苦笑)。

ゆかりが終わったあと、夕菜シナリオの攻略を開始。
夕菜シナリオは学園シナリオの皐月、ゆかり、リサとは一線を画し、
別次元でシナリオが進んでいきます。
というか、主人公自身がまるで別のキャラみたいです。
それも夕菜が育ての親であり、主人公が過去を回想するような
シナリオになっているからなんですけどね。

夕菜シナリオは学園シナリオよりは短いので、比較的すぐ終わりました。
一度プログラムが不正落ちして、最初からやりなおしって言うのは
またありましたが…。(メッセージスキップ使いまくり)



キャラクリ終了 2003年9月7日 (日)

「Routes」のほうは、昨日序盤しかやらなかった、リサシナリオの続きからですが、
さすがに学園シナリオの中では、どのキャラよりもシナリオが
核心に迫っています。
単純な話、皐月やゆかりの場合は、ほぼエディからの情報のみで
リサからの情報は少しだけなのに対して、
リサシナリオではリサの情報もしっかり一人前あるわけで。
それにリサ個人の事情も加わるので…。
皐月シナリオに負けない、最後まで息つく間のない展開もいい感じです。

その後、最後に残った七海シナリオの攻略を開始。
七海シナリオは、夕菜同様これまた独立した展開で、
内容の重さとしては、七海個人の話よりも、
それと同時に展開されるデータの解析が中心となります。
このデータの解析というのが、単調&長い。
飽きられないようにという工夫は見られるのですが、
それでも同じ背景でテキストの羅列になるので、
ちょっと根性を要求されます。
七海自身は、ヒロインの中では一番の■リキャラであり、
またおつむのほうもあまり強くないので、
俺的には一番属性外のキャラです。(夕菜もつらかったけど)
データ解析の中身もあいまって、精神的に攻略に一番苦労したシナリオでした。
まあ、絵師のカワタさんの場合、巨乳よりはぺたなヒロインのほうが
お得意というところはあるようですが…。

終わったら夜になっていたので、全ヒロインを攻略したことで
トュルーシナリオへのフラグが立ったことだけ確認して、
寝ることにしました。



最後まで、長い(笑) 2003年9月8日 (月)

昨日キャラクリをすべて終えた「Routes」は、
今日はトゥルーシナリオをやりました。

全5キャラのキャラクリを終了すると、自動的にトゥルーシナリオに
入るようになっており、選択肢もなく淡々と進んでいきます。
とはいえ、これもまた長いんですけどね(苦笑)。
各キャラのシナリオで、決戦の地はどれも異なるのですが、
トゥルーシナリオの決戦の地は、それらのどれとも異なる場所、
最も核心に近い場所になっています。
総力を結集した、息詰まる最終決戦が描かれています。

で、これが終わったらすべて終わり…、ではないのが
「Routes」なわけでして、この後黒幕の真の目的、
全ての謎を明かす最終シナリオが、まだまだ続くのです。
やはり選択肢はほとんどないのですが、これがまた長いです。
今までの「Routes」とは全く違う世界観で語られる、
真のシナリオが楽しめます。
内容は込み入っているのですが、感動できる話になっています。
ここまで来ると、えろげでここまで語るべきなのか?
と思いたくなるぐらい凄いです。
一度プレーを始められたなら、是非この最終シナリオまで
プレーされることをお勧めします。

そして、本編はこれで全て終了なのですが、
Leafといえば忘れてはいけないのが、おまけ!!(笑)
本作もしっかり、おまけシナリオが用意されています。
しかもこれがまた長い!!(笑)
長いだけでなく、本編顔負けのエフェクトや追加CG(?)、
果てはエンディングのテーマ曲(??)まで、かなり作り込まれています。
本編をクリアしたならば、このおまけシナリオは絶対に外せません。

そんなわけで、ここまでやっていたら完全に夜になってしまったのですが、
総じて言うならば、ここまで何度も書いているとおり、とにかく長いです。
とはいえ、長いから良くないというわけではなく、
内容がとても濃く、よく出来ています。
マニアックな部分もありますが、心動かされる内容に仕上がっています。
ある程度の時間と根性があるならば、お勧めできる作品です。

そして皐月シナリオのところでも書きましたが、全般的に会話が面白いです。
散りばめられた小ネタの数々で、かなり笑うことが出来ます。
シリアスな場面でない限りは、常に笑いが止まりませんでした。
この点からも、最後まで楽しくプレーできると思います(笑)。



※このページに掲載されているテキストは、「KKSの○○日記(仮)」からの抜粋(一部改変)です。










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